『自分が今、使いやすいお財布』をつくる
今回は『 自分が今、使いやすいお財布 』のお話です。
春の時期に変えるお財布は「財布が張る(春)」=「財布が膨らむ」と、縁起がいいとされているようです。
今お使いのお財布に思うことはありませんか?
自分で作ってみると、「自分の使いやすい!」をとことんカタチにできるので、普段の生活のクセや持ち物を見直す良い機会かもしれません。
base worksで生徒さん方が作ったお財布をご紹介してゆきましょう。
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まずは二つ折りのシンプルなタイプ。
お財布の長さもちょうどお札が折り曲げて入る大きさでなるべくコンパクトに。
手のひらにおさまりやすいサイズです。
同じ二つ折りのタイプでもカードを枚数持ち歩かない方には、より小さなタイプ。
小さく薄いので、トラベル用のセカンド財布としても。
こちらは、カードはガバッと入れたい方に。
使用頻度の高いカードを手前に入れ、ポイントカードなどの使用頻度の低いカードを後ろに重ねています。
小銭入れが立体で開くタイプ。
小銭がより探しやすいのが特徴です。
片手にもおさまりそうなコンパクトでスリムなタイプ。
作るのも数時間で簡単に完成できます。
以前、スエーデンからいらした方が、理想的!とおっしゃってたのがこちらの小銭入れがないタイプ。
スエーデンではほとんど現金決済をしないため、カードだけ持ち歩けば事足りるそうです。
小銭入れと併用して使う方には、薄くてカードが見やすいタイプです。
お次は上のタイプに小銭入れを外側にプラスしたタイプ。
持ち歩くカードが多く、なおかつお財布は一つにまとめたい・・・という生徒さんの発案です。
わざわざ財布を開かなくても小銭入れの取り出しやすさと、カードの見やすさを叶えたタイプですね。
二つ折りのお財布と一口に言っても、随分使い方にバリエーションがありますね。
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お次は三つ折りタイプ。
小銭も大容量で探しやすく、コンパクトでコロンと持ちやすい。
小銭入れ部分がカバっとひらきます。
たくさん入りますが、探しやすいと小銭を使うクセが着くので意外と小銭入れはいつもスッキリしていると思います。
カードは内側に3箇所に分けて入ります。
手の小さい方でも、持つとこんな感じでおさまります。
こちらは三つ折り財布の少し大きいタイプ。
カードも探しやすく、
小銭も大容量、取り出しやすいです。
二つ折りのタイプに比べると、つくる時に手数が増えますが、「自分の使いやすい!」を考えてみると面白いかもしれません。
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お次は長財布。
と言っても、カバンやポケットの中でかさばる分厚い長財布ではなく、スリムなタイプをご紹介いたします。
カードは縦に3ポケット、2列で入ります。
ジャバラを開く幅を大きめにとっているポケットの一番前に小銭を入れる方や、長財布はお札入れとして使い、小銭入れと併用する方も。
こちらはジャバラがガバッと開くタイプ。
ポケットがたくさんあるので、お札を取り出しやすく1000円札、5000円札、10000円札に分けて入れても。
小銭入れにはジッパーがついています。
カード入れが足りない方は、背板を足して増やすこともできます。
こちらは、カードが探しやすく、
ジッパー付き小銭の裏にお札が入ります。
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お次は小銭入れ。
お札入れと併用、または小銭入れ単体でお札も入れても使えます。
こちらのジャバラ財布。
10円、100円、500円など、小銭を分類して使う方もいれば、
カード、小銭、お札入れ(二つに折りたたんで)とポケットごとに分類して使う方も。
ジャバラ部分が大きく開くのでとにかく見やすく探しやすいです。
黒いカバンに黒い財布を入れている・・・など、意外と財布を探すことに手間取ることはありませんか?
カバンの中に入れても探しやすく、ひと目で目立つ明るいきれいな色で作っても楽しいですね。
お札が二つ折で入る、L字型ジッパー財布。
小さく薄いので、トラベル用のセカンド財布としても。
バネホック で止める小銭入れ。
革を裁断して四隅を縫う簡単に作れるタイプです。
がま口小銭入れ。
少し深めのタイプ。
ポーチとしても活躍しそうです。
片手で開けるバネ金具の小銭入れ。
小銭入れにカード入れがついたタイプ。
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お次はカード入れ。
意外とお財布の中でのカードの割合って多いと思いませんか?
一年に一回しか使わないポイントカードが数枚入っていたり・・・。
頻繁に使わないものを毎日肌身離さず持ち歩いているより、思い切って持ち歩くことをやめて見るとお財布は驚くほどすっきりスリムに簡潔になりませんか?
普段は自宅に置いておき、今日必要なカードだけを持っていく。
車の移動が多い方は車に、通勤先でしか使わないカードは会社の引き出しにカードだけをまとめて置くのも良いですね。
クリアファイルで整理ができるカードフォルダー。
通帳やカード類をひとまとめにしたタイプ。銀行に行く時用のセットだそうです。
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色々ご紹介してきましたがいかがでしたか?
暮らしの道具の中でも、お財布は特に使う方によって「使いやすい」が変わります。
手ぶらで身軽に出かけたいのでズボンのポケットに入る大きさと薄さ。
小銭の見やすさ探しやすさ。
軽さ、薄さ。
カードの出し入れのしやすさ。
カバンの中での見つけやすさ。
手に馴染む大きさ、感触。
何に重点を置くかは自分次第です。
自分の暮らしに本当に必要なものか、それぞれの価値観や生活に合わせてお財布の中身を全て一度机の上に広げ、考えてみてはいかがでしょう?
溜まったレシート、一年に一回しか使わないポイントカード、有効期限の切れた割引チケット・・・なんだか何を入れるためのお財布かわからなくなってしまいますね。
引っ越しをして利用するお店が変わった、
ネットでの買い物が増え、行かなくなったお店のカード、
生活の変化によって今の自分に要らなくなったモノはないでしょうか?
そもそもお財布の中身全ては、いつも持ち歩くべきもの?と立ち止まり、一度、必要最低限まで減らしてみるのも楽しいと思います。
今お使いのカバンの中で、お財布のしめている容量、重さはどのくらいでしょうか?
お財布が小さく軽く薄くなれば、大きいカバンも持たなくてすむかもしれない。
重い思いをして、常に持ち運ばなくてもいいかもしれない。
無駄な機能はつけずに、シンプル、スリム、コンパクトに作ってみる、
使ってみて必要なら後から増やす。
もし なくて困れば、また持てば良い。
もし ポケットが足りなかったら、また作り足せば良い。
もしかしたら、大きい重い財布が使いやすいと思い込んでるだけで、
今の暮らしには合わなくなってきているかもしれません。
持ち物も軽くシンプルになれば、気分も軽く過ごせそうです。
『自分が今、使いやすいお財布』を自分でつくってみると、身軽になって
自由を見つけられるかも!?
一駅歩いてみようかな・・・
もう少し遠回りして、違う道を歩いてみよう・・・
と、いつもと違う選択肢が出てくるかもしれませんね♪
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