

子供靴のサイズ調整
base works KOCHIに向かう道端にはヒガンバナが綺麗に咲いています。 さて、今回は、子供靴の調整メンテナンスについてです。 生徒さんの息子さん。 足のサイズは13.8センチくらい。 買った靴が大きすぎてブカブカしてしまうので、インソールで調整したいとのこと。 買った靴のサイズはどちらも15センチ。 ちょっとまだ大きすぎますね。 すぐに大きくなるから・・・とついつい大きめのサイズを選んでしまいがちな子供靴。 買ってしまってはかせてみたら、かかとがカパカパ、歩きにくそうにしていませんか。 また、大きめサイズを買ったからしばらく大丈夫・・・と思っていたら、 いつの間にか指がぎゅうぎゅうに靴に押し込められて窮屈になっていたりしませんか。 子供の足の成長はとっても早いので、特に幼少児は数ヶ月に一回は足と靴のサイズチェックをしたいものです。 甲がフィットして靴の中で足が前に滑らない状態で、指先に1センチくらいの捨て寸がある靴、 ひもやベルトでしっかり甲が抑えられるものが良いですね。 大きすぎる靴は、かかとがカパカパと抜けてしまい、本来、歩く時に指


8年後の靴リメイク
この夏は本当に雨や台風が多い夏でしたね。 高知 物部の工房近くの物部川も増水し、いつもの綺麗な清流とは表情が違います。 台風が過ぎ去ると日光浴を楽しむ夏でした。 さて、今回は8年前にお作りしたモカシンブーツのリメイク、修理のご紹介です。 ソール素材は天然クレープ。 天然クレープはソール修理は簡単にできるというメリットがありますが、柔らかくクッション性があるため、ソール減りやすいのでこまめな修理メンテナンスが必要になります。 数回カカトの修理をしましたが、今回は期間が空いてしまった為、ソール内部の革の部分まで痛んでしまいました。 今回は、ソール周りの革テープから交換のリメイク修理となりました。 まずは靴の解体作業。 アッパーを縫っていた糸も痛んでいた為、一度バラしてまた縫い直します。 修理の際には、糸の色をまた変えてみても楽しいですね。 8年前の糸穴にまた針を通してゆくのもなんだか感慨深いモノがあります・・・・ たくさん履いていただいたようで、靴の中から砂なんかが出てくると、このモカシンブーツもいろんな場所に行ったんだな・・・と思います。 仮縫で甲