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今日の手作り靴教室 〜東京〜

暑い日が続きますね。

本日の base works東京の手作りクツ教室、スタートです。

まずはこちらの一足から。

10年以上のベテラン生徒さんがご友人のクツをつくりました。

ネイビーとピンク色のツートンカラーの外はねの短靴です。

本日は、出来上がった靴合わせにご友人が工房へきてくれました。

早速木型から抜いて・・・

履いてみましょう

まずは、インソール無しでフィッティングです。

靴と足の空間や羽根の当たりなど、細部をチェックしてゆきます。

次は歩行をチェック。

実際に靴を履いて歩いてもらい、足の癖や左右のバランス、靴の足当たりなどを確認してゆきます。

開張足から外反母趾気味の特徴があり、右足が左に比べて3㎜ほど小さく、

歩く癖は、特に右足のあおりが強く、足に負担が出ているようです。

靴と足、歩き方に合わせてインソールを調整してゆきます。

インソール調整が終わり、右足のあおりの癖も落ち着いたようです。

まずは実際に生活の中で履いてみることになりました。

そしてパチリ!

靴は実際に履いてみてから調整を重ねてゆくことができます。

足の状態も変わってきたら、またメンテナンスをしてゆきましょう! 

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次は、夏休みにワンデーワークショップ参加してくれた初めて来てくれた生徒さん。

ブックカバーを作ります。

まずは革を選んで裁断。

今回は青色の革でつくります

ベジタブルタンニンの革は、裁断面にコバ止め処理を加えてゆきます。

コバ止めをすると、革の内部への水分や汚れが入り込むのを抑える為、革が丈夫で長持ちします。

革に穴を開けてひと針づつ手縫いしました。

ブックカバーの完成です!

こちらはスリッポンパンプス、吊り込み作業の真っ最中。

ヒールごとの吊り込んでゆく、難しい吊り込みです。

こちらは一足目のご自分の靴をつくり終えた生徒さん。

今回は、旦那さんのカバンをつくっています。

靴と同じく、カバンも使いやすいサイズや形は人それぞれ。

使う人の体型とご要望の形に合わせてサイジングしました。

仕上げのギボシ金具を選んで選んでます。

お昼のクラス。

差し込む日差しが心地よいです。

こちらは外羽根の短靴。

足のカカトが入る部分を包みこむ箇所を作ってゆきます。

裏革の豚革とカカト部分の滑り止め用の革のウマ割りをしています。

手前はミシンで製甲中。

奥ではスキ機で革の薄さを調整しています。

こちらはTストラップのベビーシューズを手縫いしています。

真っ青なベビーシューズも素敵ですね。

お財布を手縫い。

じゃばらの部分の革をつまんで形をつくってゆきます。

ライニング革を裁断しています。

こちらは真っ赤なベビーシューズ。

手縫いの穴をトンカチで革に打ってゆきます。

手持ちカバンの底面の補強革を手縫いしています。

こちらは、底付けの前に接着面を整える為にグラインダーをかけて・・

削った底の型取りをしています。

完成は間近ですね!

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外は日も暮れて、いくらか涼しくなって来ました。

さて、夜クラスが始まります。

長財布の革を裁断してゆきます。

こちらは秋に向けてのサイドゴアブーツをつくっています。

アッパーを木型に吊り込む中底をグラインダーで削っています。

マイ包丁を使っている生徒さんへ、革切り包丁研ぎ方もレクチャーしています。

良い靴つくりへの第一歩は、道具の整備からですね。

こちらの生徒さんはベビーシューズのサンプルを作っています。

本日のベースワークス東京の様子でした。

ご自分の靴はもちろん、ご家族やご友人の靴、ベビーシューズからカバンや財布などもつくれます。

体験教室もありますので、お気軽にのぞいてみてください。

by base works Tomohiko Katsumi

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